マル⭕️トレ!で花開いた11人の女性たちシリーズ、
数日前に「⭕️トレ!インストラクター養成講座(本領発輝プログラム)」を修了した方へのインタビューをベースに、私、澤登和夫(さわとん)がまとめています。
7回目の今日は、香川県に住む中学校の先生、さっちゃんことおりたさちえさんです。
「自分の中に何もない」と思っていた2年前
中学校の先生でもあり、笑いヨガのインストラクターでもあって笑顔が魅力的なさっちゃんですが、そうではない時があったそうです。
所長の小松さやかが約2年前に初めて話した頃は
「無表情で固まっていて、お人形さんみたいだった」
感じだったそうです。
質問しても、「よくわかりません」、ということが多かったそうで、
さっちゃん自分自身でも、何を感じているのかわからなかったそうです。
その裏には、「自分の中に何もない」という思いがありました。
普通っぽくしていても常に今や今後への不安があったそうです。
「こんな自分で大丈夫かな」、が常にあったそうです。
そんな自分から変わりたいと、今から約1年半前、ちょうど育休中に名古屋で開催された連続講座に香川から通いました。
その中で自分に◯をつけていったことで、少しずつ素の自分を出せるようになっていきました。
職場復帰したものの、バツ×が多い環境でのしんどさ
そして昨年の4月、育休が明けて中学校の先生として復帰します。
「オワマルの世界では素の自分を出せるようになってきたので、さぁ社会に出たらどうだろう」。
試してみることにしました。
でも、実際はなかなか大変だったそうです。
やっぱり外の世界、一般社会の中では「できていないところ」、「バツ×」を見るところが多い。
なかなか素の自分を出すことができませんでした。
環境の大事さも痛感したそうです。
「やっぱり仲間が欲しい!今の私にはまだ安心な環境が必要」
「さやかさんや仲間たちがメルマガやFacebookで楽しそうなのを見て、自分も一緒に楽しみたい」
さっちゃんはそう思った気持ちに素直に、今回の約半年間の連続講座の受講を決めました。
「このままの素な自分でやっぱりいけるんだ」
今回の講座では、受講生11人と毎日のようにやりとりをしました。
「グループ講座やセッションはもちろん、それ以外にも小グループでのシェア会や部活など、色々な形で自分を出したりみんなのことを知れる場があってよかったです」
・自分への◯つけをコツコツやりながら
・仲間からも◯をつけてもらう
・そして自分から仲間にも◯をつける
そんなことを続けていきました。
それによって
「このままの素な自分でやっぱりいけるんだ」
そう思ったそうです。
こう思えるようになったので、少しずつ職場でも素の自分を出す自分実験をすることにしました。
例えば、さっちゃんは結構考えてからしゃべるタイプでしたが、考えずに思ったことを子供や先生にも言ってみることにしました。
「こんなこと言っていいんかな〜」
というようなこともドキドキしつつもさらっと言ってみました。
そしたら先生や子供たちもさらっと「それいいね〜」って言ってもらうことが多かったそうです。
考えて言わないとダメって思ってたけど、さらっと言ったらさらっと受け入れらてしまった。。
さっちゃんは、「えっ、こんなんでいいんかぁ〜」って思ったそうです。
楽にいられる自分を感じました。
他にも、「忙しいからどうでもいい話はしない方がいいかな」とか思っていたけど、逆に言ってみることにしました。
土日はこんなことした、あんな場所に行った。。
話してみたら思った以上に興味を持ってもらったりびっくり。
何気ないこと、意味のなさそうなことを大切にすることで、安心な空間に変わっていきました。
「こうじゃないといけない」と勝手に思い込んでいた自分に気づきます。
「ちゃんとしたお母さんじゃないと、、」からの脱却
家でもそうです。
「ちゃんとしたお母さんじゃないといけない」
と、あまりしたくない家事も頑張っていました。
でも、家でも素を出せるようになり、家事も以前ほどやらなくなったそうです。
朝ごはんも作らなかったり、
昼寝もしてるし、
のんきだし、
わけわからんし、、
そんなある意味グウタラ母さん。
でも、そうするとしっかりやってくれる人や早起きが得意な家族がやってくれるようになったり!
先生としても、お母さんとしても、素を出していくことでお互いに楽になっていくのを感じました。
相手を信じよう、
自分を信じよう、
本当は信じたいもん。
自分のことも、
子どものことも、
家族のことも。
本当は信じて接したい。
そうですよね、色々な経験で人が人を信じられなくなったり、信じすぎるのは良くないと言われたりするけど、
誰だって本当はお互いを信じたい、そして自分を信じて生きていきたいですよね。
さっちゃん、
4月からの新しい年度では生徒たちに
「すぐに素の私を出しちゃおう」
と思っているそうです。
「時間がもったいないなって。
どうせバレちゃうし、バレてるし(笑)」
「先生だからこういう人でいないと、これをしないと、、
そこに合ってない私を出すのがダメなこと、、」
これを減らしていきたいとも話してくれました。
もしも素を出してくれる先生がいたら
「先生でもこんな感じでいいんだ」
って生徒たちものびのびと生活できて、自分を出せたり楽にいられそうですよね。
さっちゃんみたいな先生と一緒にいられる生徒たち、いいないいなぁ。
今日の記事の内容をベースにしたインタビュー動画はこちらで見れます。
次回は第9回です。