こんにちは。
先週は、予約投稿の日にちを一週間先にしてしまい、慌てて日曜日に投稿した、本当は土曜日担当の⭕️つけトレーナー、中村真由美です。
今日は、私がめったくそに投げまくっている❌手裏剣(バツしゅりけん)と、それに対する⭕️つけのお話です。
私の雛人形
私の雛人形は、祖父何買ってくれました。
それはそれは豪華な七段飾り。
自慢のお雛様でした。
ここで少し、祖父の紹介を…。
祖父は…
とんでもない人でした!
今でいう、アルコール依存症かつ超DV夫。
飲んでは暴れる!
しかもギャンブラー。
祖母はたいそう苦労したようで、母が小学三年生のころかな?
別の男の人と逃げました。
そのことに対して曽祖母(私のひいおばあちゃん。母から見た祖母。祖父の母ですね)
かわいいかわいい長男坊ですが…
「母ちゃんは悪くない。父ちゃんが母ちゃんをいじめるのが悪い!」
と出て行った祖母を守ってくれました。
まあ、それくらい祖父はすごかったのでしょう…。
そんな祖父ですが、初孫の私にはめっぽう甘く…
目に入れちゃうくらいの可愛がりよう。
お給料日には必ず我が家にきて、おもちゃを買ってくれました。
そんな祖父ですから、私に買った雛人形は、きっと…いや…絶対、超大盤振る舞いしたことでしょう。
子どもの頃はよく分からなかったけど、祖父を亡くして、雛人形が形見になり…
そして、大人になったら尚更、祖父の雛人形に対する思いが強まったように感じます。
雛人形の行方
十年前、私の実家は引っ越しました。
実家は自営業でしたが、そのお店を畳むことになったので、店舗兼住宅だったので、必然的に引っ越すことになりました。
それを機に、母が
「もうお雛様、捨てていいわね」
え?何言ってるの?
意味分からず…
断固拒否!!
そしたら母が言った。
「そんなこと言ったって、アナタは一度たりとも『一緒にお雛様を飾ろう』て言ったこと、ないじゃないの!!!」
はぁ!?
今、思い出しても、やっぱり意味が分からない。
ウチは先程書いたように自営業だったからか?
私が学校に行っているあいだに、いつの間にか雛人形が飾られていて、いつの間にか片付けられていました。
一度だけ
「忙しくてお雛様を出せない」
と、母に言われて一人で出した記憶はあるけど。
そんなワケで、私は「雛人形を一緒に出す(片付ける)」という発想がなかった。
一度でもやっていれば、言ったかもしれないけど…
経験していないことを言わなかったと責められるのは…
でも、当時の私は、そこに気付かなかった。
ただ「おじいちゃんが私に買ってくれた、形見の雛人形だ」と切々と言って、捨てないで欲しいことを言ったけど。
捨てられた。
お内裏様とお雛様の二つは死守したけど。
すごく悲しかった。
あなたの好きな雛人形を買いなさい
結婚してしばらくしたら、母からLINEがきた。
「お金を出してあげるから、あなたの好きな雛人形を買いなさい」
は?何すか??
「意味が分からない」と返信。
「意味が分からないよね笑。雛人形は、女の子側の親が買うものだから、お母さん達が買ってもいいけど、部屋のスペースとか好みがあるだろうから、真由美自身が選んだ方がいいと思って」
と言うようなことが返ってきた。
ナニヲイッテイマスカ???
なぜ、私の大事な雛人形を捨てた人が、私の雛人形を買うの?
※ちなみに結婚後すぐなのでまだ子どもはいません
私の雛人形は、おじいちゃんが買ってくれた雛人形です。
私は毎年、雛人形を見るたびに、このことを思い出しては、雛人形を捨てた母に❌を投げつけています。
今年もまた、思い出しては❌手裏剣をシュシュシュシュシューッと投げまくっています。
そして、❌手裏剣を投げる自分に
「そうだよね。悲しかったよね。❌投げちゃうよね」
とバシバシ⭕️を付けています。
だって、涙が出ちゃう
先日、べびちの初節句を控えているので、雛人形を見に行きました。
豪華な七段飾りを見た途端…
じわ〜っと涙がこみ上げて来ました。
そうだよね、泣いちゃうよね。
そっとその場を離れました。
日を改めて。
ようやく雛人形を決められたので、義父と夫とべびちと一緒に申込に行きました。※義母はたくさん動けないので留守番希望
先程、義両親に
「雛人形、ありがとうございました」
と、改めて伝えたら…
なんだか涙が…
これは、何の涙かな?
私の❌は、
今は❌のまま
❌する自分のまま
⭕️をつけてます。
みなさんの❌も、まずはそのまま⭕️にしてみませんか?
今日も⭕️つけで、花⭕️な一日をお過ごしください。