こんにちは、オワマル研究所・所長の小松さやかです。
「やりたいことが分からないんです」
セッションに来られる方が、よく口にされる悩みです。
真面目に学校で勉強して、この社会で頑張った大人たちが口々に言う言葉が、
「自分がやりたいことが分からない」
何だか悲しいな〜とも思います。
でも、一方で、「見つからないのも当然だよね」とも思うのです。
「やりたいこと」が見つからない原因
「やりたいことが分からない」と言う人の中には、こんな設定があります。
「やりたいことは、価値あることでなくてはならない」
もっと言うと
「やりたいことは、お金になることでないといけない」
どうです?
あなたの中にもありませんか?
ガチガチに固まった狭い枠の中で、本当にやりたいことを探そうなんて無理ですよね?(笑)
この設定は、私たちが成長する中で無意識に採用してしまったもの。
これまで出会った大人たちの設定、社会全体の設定に影響された結果なのです。
真面目に一生懸命、学校でそしてこの社会で生きてきた人ほど、この「設定」を強く持っているように思います。
「やりたいことが見つからない」という悩みを持っている方へ
セッションでは、こんな風にお伝えしています。
[keikou]「やりたいこと=価値あること、お金になること」の枠を外して考えてみましょう。[/keikou]
と。
すると、最初は自信がなさそうな顔をしながらも「やりたいこと」が出てきます。
「旅がしたい」
「歌が歌いたい」
「美味しいものを食べたい」
「踊りたい」
「寝ていたい」
「演じたい」
「綺麗になりたい」
など
「えっ、こんなんでいいんですか?」
と最初は、戸惑われていますが、
「いいんですよ。」
とお伝えすると、嬉しそうな、緩んだ顔をされるのです。
やりたいことに優劣はない
そもそも、自分のやりたいことに優劣はないのです。
自分のやりたいことをジャッジせず、大切にする。
すると、自然と、奥深くにあった真のニーズが浮上してきます。
「この人生で一番やりたいこと」
そんな深いところにあるものが、出てくるのです。
ということで、
この人生で「やりたいこと」を見つけるために、
[keikou]「やりたいこと=お金になるもの」の設定(枠)を外して考えみる[/keikou]
をオススメします。
ヒントはfeel(感じる)
最近私は、ものすごく当たり前のことに気づいたのです。
それは、
[keikou]「やりたいこと」「好きなこと」を探しているから見つからない。[/keikou]
というもの。
なぜなら、私たちが本当に得たいものは、
[keikou]何かをやった時に得られるもの=感情や感覚(feel)[/keikou]
だから。
(嬉しい、楽しい、喜びなど)
「何をしたいのか?」を探すのではなく、「何を感じたいのか?」を探してみる。
・私にとって、気持ちいいことって何だろう?
・私が、喜ぶことって何だろう?
・私は、どんなことを楽しいって思うのかな?
など
そんな視点で考えてみると、自然に「やりたいこと」につながっていくはず。
ピンときた人は、ぜひお試しあれ!
では、また!