「終わりにマルと思える生き方研究所」代表の小松さやかです。
20代の頃から「どうしたら終わりにマルと思える生き方サポートができるのか?」という想いがあった私ですが、熱心に終活サポートの勉強をしていた時期があります(30代のころ)
エンディングノートも何冊か買ったり、作成講座にも参加したり。
私自身が講師として終活講座を開いたり、研修講師として自治体に呼んでいただいたり。
でも・・・
なんとなく合わない。
私が提供したいこととは違う感じがする。
自分でもうまく言葉にできないくらいの「不一致感」を感じていました。
その後、40歳のときに独立。
ライフコーチとして終わりにマルと思える生き方サポートを行っていく中で、
今を生きるためには、過去の経験による囚われのケア、未来への不安へのケアが必要とわかってきました。
そして、おわまるのライフサポートを受けて、今まで以上に今を生きることができるようになった仲間(みぃちゃん)が、今回の「とじまるファイル作成講座」を主催してくれることになりました。
主催者うえのみさおからのメッセージ
私は、幼い頃から病院(施設)で生活をしていたこともあり、沢山の「死」を日常的に目の当たりにしてきました。
仲間を見送るたびに
「この人の人生は、幸せと思う瞬間があったのだろうか?」
という疑問を抱きながら生きてきました。
また私自身も「3歳までしか生きられない」と医師から宣告を受け、いつ自分に「死」が訪れるのか…恐怖に怯えながら過ごした時期もありました。
やがて私は退院し、日常的に「死」を意識することは少なくなっていきましたが、歳を重ね、障害の進行や、体力の低下などを自覚するたびに、刻々と「その時」が迫ってきている事を時折感じることがあります。
しかし、今の私は、昔抱いていた「死」=「恐怖」という感覚とは全く違った感覚で「死」を捉えられる様になりました。
それは、小松さやかさんと出会い「命は有限」という事を強く意識する様になり、その有限の命を自分の力で最期まで輝かせていきたい!!
そう思える様になったから。
その後も「終わりに◯と思える生き方」を実践していく中で、自分が最期どんな気持ちでこの人生を閉じたいのか…を自問自答してきました。
私は、いつ、その時が来ても、安心して、満たされて、自分の人生に全て◯‼️と言って旅立ちたい。
そして、私の魂ちゃんが肉体を離れた後も、満たされ続けたい…そんな思いが湧いてきたのです。
それから私は、自分の最期をリアルにイメージするようになりました。
そして、いつその時が訪れてもいいように、気掛かりになっていることや、いつかやろうと思っていた事に少しずつ取り組みはじめたのですが、これを一人で取り組むのはけっこう難しく、面倒で後回しになりがち。
(実際、私もエンディングノートを3回ほど書い直していますが、どれもほとんど未記入のまま…😓)
そうこうしているうちに、
本当に今その時が来たら、私は絶対に「すべ◯な人生だった〜」とは決して言えない
と思ったのです。
そんなわけで、私一人でやっていてもなかなか進まないことを、誰かと一緒にやる事で進められるんじゃないか??…と思ったのが、このとじまるファイル作製講座をやりたいと思ったきっかけです。
「とじまる」に込めた想い
映画「すずめの戸締まり」がヒットしています。
この映画で私が感じたのは、
「戸締まる」ことの大切さでした。
「気になってること」の戸が開きっぱなしになっていると、そこにエネルギーが取られていきます。
そして、今ここを安心して生きることができなくなります。
しっかりと気になっている扉を閉じて、今ここに100%のエネルギーを使って生きるために、
未完了にしていたことに取り組み、今ここに安心の⭕️を取り戻していくことを「とじマル」と表現しました。
「とじまるファイル」とは
この講座では、1人1冊の「とじマルファイル」を作成していきます。
大きく3つのポイントで取り組んで、1つのファイルに綴じていきます。
今日死んでも安心できる、オンリーワンのオリジナルファイルを仲間とともに作成していきます。
3回の内容・取り組むファイル内容
① 生きてきた証をしっかり綴じまるための整理シート
(SNSの種類/ID/パスワード、銀行口座の種類/通帳印鑑/カード暗証番号、各種アプリなどのIDやパスワード等、PCや携帯などの解除ID、無くなった時にお願いしたいこと、それを託す人、連絡先など)
残った人が何をどうしたら分からなくて困らないように整理しておくことは、自分が忘れたときも助かるよね〜。
② 自分の人生にマルをつける自分への手紙
これまでの人生を振り返り、自分がどう感じていたのか自分で自分へマルを送る手紙を書きます。
あなたはとっても幸せだったのに、家族や友人は勝手に「かわいそうに」って思うかもしれないから。
自分の人生へのマルは自分で書いて、残しておこう。
③ 大切な人に届けたいメッセージ(手紙)
家族や友人。死ぬ前に本当は伝えておきたいことを手紙にして書き残します。
亡くなったら伝えられない想いが伝わるように、今の気持ちをしっかり言葉にして残しておこう。
あなたの本当の想いが届くように。
ファイル一冊は、主催者側でご用意させていただきます。
こんなことも考えています
“遺影”となる写真をファイルに収めておく。
「え〜、この写真なんかイメージと違う」とならないために。
自分の写真を自分で選んでおいて、ファイルにデーターとして入れておくのもいいですよね。
自分の葬式での要望を書いておく
どんな料理を出して欲しいのか。どんなお酒を用意して欲しいのか。
お花はどんなイメージ?会場は?誰を呼ぶの?などなど
葬儀会社さんが決まっているなら、連絡先を書いておくのも大事ですね。
とじまるファイル作成メンバーのグループで、終了後も取り組みを続けていきましょう。
講座の詳細
作成講座開催日
① 4/26(水) 10時〜13時
② 5/17(水) 10時〜13時
③ 6/28(水) 10時〜13時
全3回対面で行います。
※遠方の方はオンラインでの参加も検討します。
浦和・もしくは大宮近くの会場。
(申し込みされた方に詳細の場所をお伝えします。)
facebookグループでのフォローアップ
作成に伴い疑問に思ったことを共有したり、その解決のための情報を共有します。
自分の人生を振り返ったり、大切な人への手紙を書く中で感じたことなどを各場所としてfacebookグループを活用します。
定員
5名(最大7名)
参加費
30,000円(税込)
支払い方法は、銀行振込となります。
少人数で、ゆっくり対話しながらみんなで取り組むことで、ファイル作成が確実に進み。3ヶ月後には一冊の「とじマルファイル」が作成できます。
ファイルを作成するプロセスを通して、ご自身の人生にさらにマルがつき、今後の人生をさらに豊かに生きるためのエネルギーが生まれます。